インサイドとは?初心者が知っておくべき意味と注意点

目次
インサイドとは?
インサイド(Inside)とは、サーフポイントにおいて波がブレイク(崩れる)地点よりも岸側のエリアを指します。
つまり、波に乗るサーファーが滑り終えたり、波がすでに崩れたあとに波打ち際へと向かっていくエリアのことです。
インサイドの役割と特徴
1. ワイプアウト後の戻りルートになる
インサイドは、サーファーが波に乗り終わった後や、ワイプアウト(転倒)したあとに通ることが多いエリアです。ここから再び沖のラインナップへ向けてパドルアウトしていきます。
2. 初心者が集まりやすいエリア
インサイドの方が波の力が弱まっているため、サーフィン初心者が練習するには最適な場所です。テイクオフ(立ち上がる練習)やパドリングの練習などにも使われます。
3. 波の衝撃が強く、体力を奪われやすい
波が次々と崩れて打ち寄せてくるため、インサイドで長時間とどまると、波に巻かれて疲労が溜まりやすい点には注意が必要です。
インサイドで気をつけたいマナーと注意点
1. ライディング中のサーファーの邪魔をしない
インサイドでパドルしているときに、波に乗ってくるサーファーの進路を横切るのはNG。危険なうえ、マナー違反になります。
2. 安全なルートでラインナップに戻る
波に乗っている人のルートを避けるように、白波の少ないエリアやサイドから迂回して沖へ戻るのが基本です。
3. ビギナー同士でも譲り合いを意識する
インサイドは初心者が集まりやすい場所。ぶつかりそうになったときはお互い声をかけ合うなど、譲り合いの姿勢を持ちましょう。
インサイドに適したサーフィン練習とは?
湘南エリアのインサイド事情
湘南のビーチブレイクはインサイドが広めの場所が多く、初心者向けスクールの練習場としても利用されていることが多いです。特に鵠沼や辻堂では、インサイドとラインナップの間にしっかりと距離があり、初心者と上級者の住み分けがしやすいのも特徴です。
インサイドは“サーフィンの土台”をつくるエリア
インサイドは、初心者がサーフィンの基本を学ぶための大切なステージです。波が崩れてからの動きや、安全なパドルルートの確認など、サーフィンの基礎力を高める場所として、ぜひ上手に活用しましょう。
マナーを守って、トラブルのない気持ちのよいサーフィンライフを楽しんでください。