ショートボードとは?特徴・メリット・ロングボードとの違いも解説

目次
ショートボードとは?
ショートボード(Shortboard)とは、長さが約6〜7フィート(約180〜213cm)ほどのサーフボードのことを指します。
細身でシャープなデザインが特徴で、ターンやアクションに優れたパフォーマンス重視のボードです。
ショートボードの特徴
特徴 | 内容 |
---|---|
長さが短い | 一般的に6〜7フィート。ロングに比べて軽く小回りがきく |
浮力が小さい | 安定性は低いが、その分スピードと操作性に優れる |
動きが俊敏 | クイックなターンやリップアクションが可能 |
波を選ぶ傾向がある | パワーのある波やサイズのある波に向いている |
ロングボードとの違い
項目 | ロングボード | ショートボード |
---|---|---|
長さ | 約9フィート以上 | 約6〜7フィート |
浮力・安定性 | 高く初心者向き | 低く不安定(中〜上級者向け) |
動き | ゆったりしたライディング | アグレッシブなターン・エアリアルが可能 |
向いている波 | 小さめで緩やかな波 | サイズがあり、パワーのある波 |
ショートボードのメリット
1. アクションが自由自在
ショートボードは、リップ、カットバック、エアリアルなどの技を繰り出せるボード。
自分のスタイルを追求したい人に向いています。
2. 波のフェイスを使ったダイナミックなライディング
素早い動きが可能なため、パワーゾーンをキープしながら波を縦横無尽に滑れるのが魅力です。
3. 軽くて持ち運びやすい
長さがないぶん、持ち運びや収納がしやすいという実用的なメリットもあります。
ショートボードのデメリット・注意点
- 浮力が低く、初心者にはテイクオフが難しい
- 小波ではスピードがつきにくく乗れないことも
- バランス感覚と波の理解力が求められる
どんな人にショートボードがおすすめ?
- ロングである程度乗れるようになった中級者
- 体力・パドル力に自信のある人
- 速い波・掘れた波が好きな人
- パフォーマンスサーフィンに興味がある人
湘南エリアでのショートボード事情
湘南は基本的に小波が多いため、ショートボーダーにはやや不利な日もあります。
ただし、台風時や南うねりが入るタイミングでは、掘れてパワーのある波が出現し、ショート向きコンディションになることも。
上級者はそうしたタイミングを狙ってポイントを選びます。
ショートボードはスピードとアクションを追求するボード
ショートボードは、サーフィンに慣れ、さらにアグレッシブな動きを楽しみたい人に最適なボードです。
初心者にはやや難易度が高いですが、正しい練習を重ねれば、スピード感と自由な動きを実現できるサーフスタイルが広がります。