パドリングとは?基本姿勢・コツ・練習法を初心者向けに解説!

パドリングとは?

パドリング(Paddling)とは、サーフボードにうつ伏せになって腕で漕ぐ動作のことです。

沖に向かうとき、波をキャッチするときなど、サーフィンの基本であり最も重要な動作のひとつです。

なぜパドリングが大切なの?

サーフィンは「波に乗る」スポーツですが、その前に「波をキャッチする」動作が不可欠です。そのためには、効率のよいパドリングが不可欠になります。

上達すれば、

  • 沖にスムーズに出られる
  • いい波を早くキャッチできる
  • 体力の消耗を抑えられる

つまり、パドリング力=サーフィンの総合力とも言えるのです。

正しいパドリング姿勢とフォーム

基本姿勢

  • ボードの中心に胸を乗せる
  • アゴを軽く上げて前方を見る
  • 両足は閉じてボードの上に浮かせる(引きずらない)

漕ぎ方のポイント

  • 腕を肩幅よりやや広めに前へ出し、水を深くかき込む
  • 力任せではなく「水をつかむ」感覚で
  • 手のひらだけでなく、前腕全体で水を押すイメージ

よくあるミスと対策

ミス例 改善ポイント
ボードが左右にブレる 体の軸を真ん中に保つ・体幹を意識する
手のかきが浅い 肩から深く入れて水をしっかりつかむ
アゴを下げすぎる 前が見えず、波や他の人に気づけない

湘南でのパドリングのポイント

湘南のようなビーチブレイクはショアブレイクが強めな日が多く、パドリングが重要になります

特に、

  • 潮の満ち引きで波のパワーが変わる
  • 夏場はオンショアで波がボヨつきやすく、漕ぎにくい日も多い

そのため、波待ちポジションにスムーズに移動できるパドリング力が必要になります。

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パドリングを上達させるトレーニング方法

  • 水泳(特にクロール):肩まわりと肺活量を鍛える
  • 体幹トレーニング:姿勢を安定させる
  • サーフスケートや陸上パドル練習器具:動作の反復に有効
  • 小波やオンショアの日にパドル練習だけのサーフィンも◎

パドリングのコツは“リラックスと効率重視”

初心者はつい力みがちですが、力任せではなく、リズムと効率が大切です。

長時間パドリングしてもバテないよう、水をしっかりつかみ、無駄のないフォームを意識しましょう。

パドリングを制する者はサーフィンを制す!

パドリングは、サーフィンにおける“基礎体力”のような存在です。

乗れる波の本数や移動の速さ、波の選びやすさにも大きく関わるため、しっかりと基礎を固めておくことで、確実にレベルアップにつながります

湘南のような波が穏やかな日が多いエリアでは、練習にも最適な環境

日頃からフォームを意識して、上達を目指しましょう!

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