フロントサイドとは?スタンス別の乗り方や違いを初心者向けに解説!

目次
フロントサイドとは?
フロントサイド(Frontside)とは、波のフェイス(斜面)に対して体の前面を向けてライディングすることです。
サーフィンでは「どちら向きで波に乗るか」によって、フロントサイドとバックサイドという2つの乗り方に分かれます。
スタンスによるフロントサイドの方向
スタンス | フロントサイドになる波の方向 |
---|---|
レギュラースタンス(左足前) | 右側へブレイクする波(ライト) |
グーフィースタンス(右足前) | 左側へブレイクする波(レフト) |
つまり、自分のスタンスと波の方向によって、フロントサイドかバックサイドかが決まるというわけです。
フロントサイドの特徴とメリット
- 視界が広く、波の状況が把握しやすい
- 体の動きが出しやすく、ボードコントロールもしやすい
- 初心者でも安定したターンがしやすい
そのため、サーフィン初心者が最初に慣れやすいのはフロントサイドのライディングです。
フロントサイドの基本的な乗り方
- 波の方向に対して身体をしっかり開く
- 前足にしっかり体重を乗せて加速
- 目線は進行方向を見続ける
- 上半身と下半身を連動させてターンへつなげる
特に湘南などのビーチブレイクでは、スピードが落ちやすい波が多いため、姿勢の安定と加速意識が重要です。
フロントサイドとバックサイドの違い
項目 | フロントサイド | バックサイド |
---|---|---|
体の向き | 波に対して体の前面が向く | 波に対して背中が向く |
視界 | 開けていて広い | 狭く、波が見えづらい |
難易度(初心者) | ◎ | △ |
操作性 | ターンがしやすい | 少し難しいが鋭いターンが可能 |
湘南の波でのフロントサイドのコツ
湘南では日によってライトブレイク・レフトブレイクが変わります。
自分のスタンスに合ったブレイクを選ぶと、よりスムーズにフロントサイドの練習ができます。
例:鵠沼や辻堂はライト寄りの波が多く、レギュラー向きのフロントサイド練習に最適。
よくある初心者のミスと対策
ミス例 | 改善方法 |
---|---|
体が正面を向いていない | 腕と肩をしっかり波に向けて開く |
前足に体重が乗っていない | 加速ができず、すぐ波に置いていかれる |
ボードばかり見てしまう | 目線は常に行きたい方向を見る意識を持つ |
フロントサイドができると何が変わる?
まずはフロントサイドをしっかりマスターしよう!
サーフィン初心者にとって、フロントサイドは最も親しみやすく、上達が実感しやすいライディングスタイルです。
自分のスタンスを理解し、波の方向を見極めて、正しいフォームで波に乗ることが、サーフィンの楽しさを大きく広げてくれます。
湘南の優しい波はフロントサイド練習にもぴったり!
ぜひこの記事を参考に、快適な一本を楽しんでください。