バックサイドとは?フロントサイドとの違いや乗り方のコツを解説

バックサイドとは?

バックサイド(Backside)とは、波のフェイス(斜面)に対して背中を向けた状態で波に乗るライディングスタイルのことです。

フロントサイドとは反対の向きになり、やや難易度が高い分、鋭いターンやパフォーマンス性の高い動きが可能になります。

フロントサイドとは?スタンス別の乗り方や違いを初心者向けに解説!

スタンスによって変わるバックサイドの方向

スタンス バックサイドになる波の方向
レギュラースタンス(左足前) 左側へブレイクする波(レフト)
グーフィースタンス(右足前) 右側へブレイクする波(ライト)

つまり、自分のスタンスと逆方向にブレイクする波に乗るとバックサイドになります。

バックサイドの特徴と魅力

中上級者になると、バックサイドのリップアクション(波のトップでの動き)を武器にする人も多く見られます。

バックサイドライディングの基本動作

  1. 上半身を波側にしっかりひねる(肩と顔の向きが重要)
  2. 前足にしっかり加重してスピードをつける
  3. 波の斜面を見ながら、下半身でボードをコントロール
  4. 視線は常に進行方向を意識

初心者が苦手としがちですが、意識すべきは“ひねり”と“目線”です。

フロントサイドとの違い

項目 バックサイド フロントサイド
波に対する向き 背中を向ける 正面を向ける
操作性 難しいが鋭い 安定しやすい
視界 狭い 広い
初心者向け度

湘南でバックサイドを練習するなら

湘南では日によってライト・レフトのブレイクが入れ替わります。

自分のスタンスに合わせて、バックサイドになる波の日に練習を行うと◎

特に、由比ヶ浜や辻堂などはレフトの波も出やすく、練習に適しています

よくある初心者のミスと改善法

ミス 解決方法
波に背を向けすぎて視野が狭くなる 肩を開いて波の方向を意識する
ボードの操作ができない 体をひねり、下半身でしっかりコントロール
すぐにバランスを崩してしまう スタンスの幅と姿勢を安定させる練習をする

バックサイドを克服することで得られる成長

  • 波の左右を問わず乗れるようになり、サーフィンの幅が広がる
  • ターンマニューバの精度・切れが上がる
  • 大会や上級者を目指す人にとって必須のスキル

バックサイドの習得が“本物の上達”のカギ

バックサイドは初心者にとって難しいスタイルですが、一度感覚をつかめばサーフィンが何倍も楽しくなるライディングです。

湘南の波でも練習のチャンスは十分にあります。

失敗を恐れずにトライし、自分のサーフィンスタイルを広げていきましょう

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