リーシュとは?役割・長さの選び方・使い方を初心者向けに解説

目次
リーシュとは?
リーシュ(Leash)とは、サーフボードと自分の足首(または膝)をつなぐコードのことです。
波に巻かれてもボードが流されないようにするための安全装備で、別名「リーシュコード」や「足ひも」とも呼ばれます。
リーシュの主な役割
- サーフボードの流出を防ぐ
→ ボードが波に流されず、自分の手元に戻ってくる。 - 他のサーファーへの接触事故を防ぐ
→ 流れたボードが他人にぶつかるリスクを減らす。 - 自分の命を守る浮力装置にもなる
→ リーシュがつながっていれば、ボードを浮き具として使える。
初心者にとってのリーシュの重要性
初心者はボードから落ちる回数が多く、リーシュがないとすぐに板を見失ってしまいます。
また、泳力や波への慣れも不十分なうちは、リーシュが命綱として機能する場面も多いです。
リーシュの長さの選び方
基本は、自分の使っているサーフボードの長さに近いリーシュを選ぶのが鉄則です。
ボードの長さ | 適切なリーシュの長さ |
---|---|
6’0″(約183cm) | 6ftのリーシュ |
7’0″(約213cm) | 7ftのリーシュ |
9’0″(約274cm) | 9ftのロング用リーシュ |
※ 短すぎると危険、長すぎると絡まりやすくなるため注意。
リーシュの装着方法とポイント
- 足首(アンクル)に巻くタイプが一般的
- レギュラースタンスなら右足、グーフィーなら左足に装着
- マジックテープはしっかり締める(波の中で外れるのを防ぐ)
リーシュの注意点
- 砂や海水で劣化するため、使用後は真水で洗って乾燥させる
- 劣化や断線が見られたら早めに交換すること(切れると非常に危険)
- 波待ち中は足元にリーシュが絡まらないよう注意する
湘南でのリーシュ利用のポイント
湘南エリアは混雑しやすいため、リーシュなしでのサーフィンは非常に危険です。
特に鵠沼・辻堂などの人気スポットでは、リーシュ着用がマナーであり、ルールとされる場合もあります。
よくある質問
Q. リーシュは絶対に必要?
→ はい。特に初心者にとっては命綱といえる装備なので、必ず使用してください。
Q. リーシュが足に絡まって困ることがあるんですが?
→ 長すぎる場合や、波待ち中に注意を払っていない場合に起こります。自分のボードに合った長さを選び、こまめに足元を確認しましょう。
リーシュは命綱。初心者は必ず装着を!
リーシュは、サーフィン中の安全性を守るための基本的なアイテムです。
自分と他人を守る意味でも、サーフィンをする際には必ず装着するようにしましょう。
湘南のような混雑するエリアでは、リーシュの有無が“マナー”ではなく“ルール”として捉えられていることもあるため、特に注意が必要です。