リーシュとは?役割・長さの選び方・使い方を初心者向けに解説

リーシュとは?

リーシュ(Leash)とは、サーフボードと自分の足首(または膝)をつなぐコードのことです。

波に巻かれてもボードが流されないようにするための安全装備で、別名「リーシュコード」や「足ひも」とも呼ばれます。

リーシュの主な役割

  1. サーフボードの流出を防ぐ
    → ボードが波に流されず、自分の手元に戻ってくる。
  2. 他のサーファーへの接触事故を防ぐ
    → 流れたボードが他人にぶつかるリスクを減らす。
  3. 自分の命を守る浮力装置にもなる
    → リーシュがつながっていれば、ボードを浮き具として使える。

初心者にとってのリーシュの重要性

初心者はボードから落ちる回数が多く、リーシュがないとすぐに板を見失ってしまいます
また、泳力や波への慣れも不十分なうちは、リーシュが命綱として機能する場面も多いです

リーシュの長さの選び方

基本は、自分の使っているサーフボードの長さに近いリーシュを選ぶのが鉄則です。

ボードの長さ 適切なリーシュの長さ
6’0″(約183cm) 6ftのリーシュ
7’0″(約213cm) 7ftのリーシュ
9’0″(約274cm) 9ftのロング用リーシュ

※ 短すぎると危険、長すぎると絡まりやすくなるため注意。

リーシュの装着方法とポイント

  1. 足首(アンクル)に巻くタイプが一般的
  2. レギュラースタンスなら右足、グーフィーなら左足に装着
  3. マジックテープはしっかり締める(波の中で外れるのを防ぐ)

リーシュの注意点

  • 砂や海水で劣化するため、使用後は真水で洗って乾燥させる
  • 劣化や断線が見られたら早めに交換すること(切れると非常に危険)
  • 波待ち中は足元にリーシュが絡まらないよう注意する

湘南でのリーシュ利用のポイント

湘南エリアは混雑しやすいため、リーシュなしでのサーフィンは非常に危険です

特に鵠沼・辻堂などの人気スポットでは、リーシュ着用がマナーであり、ルールとされる場合もあります

よくある質問

Q. リーシュは絶対に必要?
→ はい。特に初心者にとっては命綱といえる装備なので、必ず使用してください。

Q. リーシュが足に絡まって困ることがあるんですが?
→ 長すぎる場合や、波待ち中に注意を払っていない場合に起こります。自分のボードに合った長さを選び、こまめに足元を確認しましょう。

リーシュは命綱。初心者は必ず装着を!

リーシュは、サーフィン中の安全性を守るための基本的なアイテムです。

自分と他人を守る意味でも、サーフィンをする際には必ず装着するようにしましょう

湘南のような混雑するエリアでは、リーシュの有無が“マナー”ではなく“ルール”として捉えられていることもあるため、特に注意が必要です。

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