リーフブーツとは?サーフィン初心者が知っておきたい海での足元対策

サーフィンを始めると、「リーフブーツがあった方がいいよ」と言われることがあります。でも「リーフブーツって何?」「本当に必要?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
この記事では、リーフブーツの基本的な意味から、必要な理由、どんな場所で使うのか、選び方のポイントまで、初心者向けにわかりやすく解説します。
海でのケガを防ぎ、安全にサーフィンを楽しむためにも、ぜひチェックしておきましょう!
目次
リーフブーツとは?
リーフブーツとは、サーフィンやシュノーケリングなどで使用される、水中用のブーツ(マリンシューズ)のことです。足を守る目的で着用し、ゴムやネオプレーン素材などでできています。
特にリーフ=岩やサンゴがある海底でのサーフィンでは、鋭く尖った岩やウニ、貝などで足をケガする可能性があります。その対策として使われるのがリーフブーツです。
湘南のようなビーチブレイクでは必要ないことが多いですが、旅行先や夏のサーフトリップなどでリーフポイントに行く場合は、必須アイテムともいえるでしょう。
リーフブーツを使うメリット
リーフブーツを使うことには、多くの利点があります。以下に代表的なものをご紹介します。
① 足裏をケガから守る
リーフや岩場では、小さな切り傷や刺し傷が非常に多く発生します。裸足でリーフの上を歩くのはとても危険。リーフブーツを履くことで、鋭利なサンゴやウニから足を守ることができます。
② 滑りにくくなる
濡れた岩や海藻は非常に滑りやすくなりますが、リーフブーツのソールはグリップ力があるため、転倒防止にもなります。
③ 冷え・日焼け対策にも
保温性があるタイプを選べば、寒い季節の冷え対策にも効果的。夏には日差しによる足の甲の日焼け防止にもなります。
リーフブーツが必要なシチュエーション
どんなときにリーフブーツが必要になるのでしょうか?以下のような場所・状況では特におすすめです。
① リーフポイントでのサーフィン
インドネシア、ハワイ、タヒチなどのサーフトリップでは、海底がリーフ(サンゴや岩)であることが多いです。裸足でリーフの上を歩くのはNG。波待ちのときに足をつくだけでもケガをする可能性があるため、ブーツの着用が推奨されます。
② 干潮時のエントリー
潮が引いているときは、岩場がむき出しになることがあります。ボードを持って歩くときに足元に集中できず、思わぬケガにつながることも。
③ リーフブレイクでのリカバリー時
波に巻かれたあと、岩場まで流された際に足をつく必要がある場合など、ブーツを履いていないと非常に危険です。
リーフブーツの選び方
リーフブーツにも種類があります。選ぶときのポイントは次の通りです。
ソールの厚み
岩場での使用が多い場合は、ソールがしっかりしているタイプがおすすめ。薄すぎると突き刺さる危険があります。
フィット感
ブカブカしているとパドル中に脱げてしまったり、水が入りやすくなったりします。サーフィン用はジャストフィットが基本。
素材と季節
寒い時期は保温性のあるネオプレーン素材が◎。夏場はメッシュ入りで通気性の良いものがおすすめです。
湘南でリーフブーツは必要?
結論から言うと、湘南の多くのポイントではリーフブーツは不要です。
なぜなら湘南は砂地(ビーチブレイク)がメインで、海底に鋭利なリーフやサンゴがほとんどないからです。裸足でエントリー・サーフィンするのが基本となっています。
ただし、湘南エリア外へサーフトリップに行く予定がある人は、1足持っておくと安心。旅行先でのトラブル防止になります。
リーフブーツで安全&快適なサーフィンを
リーフブーツとは、海の中でも足元を守ってくれる頼もしいギア。特にリーフポイントでは、ケガ防止のためにも必ず着用したいアイテムです。
初心者のうちは、必要性を感じにくいかもしれませんが、旅先やさまざまな波を体験していく中で「持っててよかった」と思う瞬間が必ずやってきます。
あなたのサーフィンライフがより快適で安全になるように、ぜひリーフブーツの存在を覚えておいてくださいね!