エントリーポイントとは?サーフィン初心者が知っておくべき海への入り口の選び方

サーフィンを始めたばかりの人にとって、「どこから海に入ればいいの?」というのは意外と大きな疑問ですよね。
そんなときに知っておきたいのが「エントリーポイント」というサーフィン用語です。
この記事では、「エントリーポイントとは何か?」「初心者が気をつけるべきポイント」「湘南でのおすすめエントリーポイント」などをわかりやすく解説します。
安全でスムーズなサーフィンのスタートを切るためにも、ぜひチェックしておきましょう!
目次
エントリーポイントとは?
サーフィンにおける「エントリーポイント」とは、サーファーが海に入るための場所=海への入り口のことを指します。
サーフポイントには岩場、テトラ、ビーチ、階段などさまざまな地形があり、安全に、かつ効率的にパドルアウトできる場所を選ぶことが大切です。
経験者は「ここから入れば流れに乗って沖に出やすい」「ここは岩が少ない」などを感覚で判断していますが、初心者にとっては事前に情報を知っておくことが安心につながります。
なぜエントリーポイント選びが重要なの?
ただ海に入るだけと思うかもしれませんが、エントリーポイントの選択はサーフィンの安全性と快適さに直結します。
① ケガのリスクを減らせる
岩場やテトラの近くから入ると、足を切ったりボードを傷つけるリスクがあります。安全な場所から入ることがケガ防止につながります。
② 流れやカレントを活かせる
うまく選べば、カレント(海の流れ)を利用して少ないパドルで沖に出られることも。体力の温存にもなります。
③ 他のサーファーとのトラブル回避
混雑したエリアやライディングの邪魔になる場所から入ると、他のサーファーとぶつかる可能性も。マナーを守ったエントリーが大切です。
初心者が気をつけるべきエントリーポイントの見極め方
では、実際に初心者はどうやってエントリーポイントを選べばいいのでしょうか?
① ライディングエリアを避ける
上級者が波に乗っている正面から入るのはNG。波に乗ってくるサーファーとぶつかる可能性があり危険です。
② 人の少ない場所を選ぶ
エントリーに慣れていないうちは、他の人の邪魔にならない静かなエリアから入るのがベター。
③ 流れを観察する
水面に泡が流れている方向や、海底が砂で掘れている部分をチェック。カレントがある場所は沖に出やすい“チャンネル”かもしれません。
④ 波のサイズと潮位をチェック
満潮時は階段の下からでもスムーズにエントリーできますが、干潮時はリーフがむき出しになることも。事前に潮汐情報を見ておきましょう。
湘南で初心者におすすめのエントリーポイント
湘南エリアでは、ビーチブレイクが多く初心者向けのポイントが充実しています。ここでは比較的安全に入れるエントリーポイントを紹介します。
① 鵠沼海岸(藤沢市)
広い砂浜が特徴で、エントリーしやすさは抜群。スクールが多く初心者も多いため、安心して海に入れる環境です。
② 辻堂海岸
混雑しにくいのが魅力。広々としているので、自分に合った場所を見つけやすいポイントです。
③ 茅ヶ崎ヘッドランド周辺
左右に防波堤があるため、波が比較的穏やか。地形も安定しており、満潮時は入りやすいです。
エントリーポイントを制する者は、サーフィンを制す!?
サーフィンにおける「エントリーポイント」とは、海に入るための最適な“入口”のこと。
ただの入り口と思いがちですが、エントリーポイントの選択によって、安全性・快適さ・周囲とのトラブル回避が大きく左右されます。
最初のうちは難しく感じるかもしれませんが、波を見て、人を見て、流れを読む——そんな力が自然と身についていくのもサーフィンの楽しさです。
あなたもぜひ、自分に合ったエントリーポイントを見つけて、安全で楽しいサーフィンをスタートさせてください!