潮見表(タイドグラフ)とは?初心者でもわかる波チェックの基本

サーフィン初心者にとって、「今日はいい波かな?」を判断するのはとても難しいですよね。そんなときに欠かせないのが潮見表、またはタイドグラフです。
「潮見表って何?」「タイドグラフとどう違うの?」「どうやって使うの?」という疑問を持つ初心者の方に向けて、この記事ではサーフィンにおける潮見表(タイドグラフ)の基本的な見方と活用法をわかりやすく解説します。
目次
潮見表・タイドグラフとは?
潮の満ち引きを時間ごとに示した波チェックの必須ツール
潮見表やタイドグラフ(Tide Graph)は、海の水位(潮位)の変化を時間ごとにまとめたものです。
いつ満潮(High Tide)や干潮(Low Tide)が来るのかを予測でき、サーフィンにおける波のコンディション予測に欠かせません。
潮見表とタイドグラフの違い
実は内容はほぼ同じです。「潮見表」は表形式の一覧、タイドグラフはそれをグラフにしたものという違いだけ。
最近ではタイドグラフの方がスマホで見やすく、視覚的にもわかりやすいため人気です。
潮の基本:満潮・干潮を知ろう
満潮(High Tide)
海の水位が最も高くなっている状態。波が岸に近づきやすく、ポイントによっては割れにくくなることもあります。
干潮(Low Tide)
海の水位が最も低くなる時間帯。リーフや岩場が出やすく、波のブレイク位置が沖になりやすいです。
1日に2回ずつある
ほとんどの日で、満潮・干潮はそれぞれ2回ずつあり、約6時間周期で繰り返されます。これをタイドグラフでチェックすれば、1日の潮の流れが一目瞭然です。
タイドグラフの見方(初心者向け)
① グラフの山と谷を見る
タイドグラフは、時間を横軸、潮位を縦軸にした曲線です。山が満潮、谷が干潮を表しています。潮が上がっているか下がっているかがパッと見でわかります。
② 潮の変化がある時間帯を狙う
初心者におすすめなのは、干潮から満潮に向かう「上げ潮の時間帯」。波が形よく、乗りやすくなる傾向があります。
③ 潮位(cm)にも注目
グラフ上に数値で表示される「潮位(ちょうい)」は、海面の高さを示します。例えば100cm→160cmなら、かなり潮が満ちてくるということです。
潮の種類と波の関係
- 大潮:干満の差が最も大きい。波が立ちやすいが変化も激しい。
- 中潮:バランスが良く、波も安定しやすい。
- 小潮:潮の動きが小さく、波のサイズも控えめ。
- 長潮・若潮:ほとんど動きがなく、波がフラットになりやすい。
タイドグラフで潮の動きの幅を確認し、どの潮まわりが自分に合っているかも意識すると◎。
湘南エリアでのタイドグラフ活用法
湘南の波は、潮の影響を大きく受ける傾向があります。干潮時は波がダンパーになりがちで、満潮時はブレイクしないことも多いです。
おすすめなのは、中潮・上げ潮の時間帯。タイドグラフで「潮がググッと上がってきている時間帯」を見つけて海に入ると、より良い波に出会える確率がアップします!
タイドグラフをチェックできるおすすめツール
- なみある?:サーフポイント別にグラフ表示が見やすい
- Yahoo!天気・波情報:手軽にチェックできて◎
- iSurf、MSW(Magic Seaweed)などのアプリ
いずれも「湘南 ○○(ポイント名)+タイドグラフ」で検索すれば簡単に見つかります。
まとめ:潮見表もタイドグラフも、波を読む力を育ててくれる!
潮見表とタイドグラフは、サーフィンにおける“波チェック”の基本ツール。
満潮・干潮のタイミングや潮位の動きを把握することで、いつどこで入るかの判断が格段にレベルアップします。
湘南でサーフィンを始めたら、まずは毎日の「タイドグラフチェック」から始めてみてください。波に乗れる回数も、サーフィンの楽しさもきっと倍増しますよ!