耳栓とは?サーフィン中の「サーファーズイヤー」予防に必須のアイテム

サーフィンをしていると、つい軽視しがちなのが「耳」のケア。特に湘南のように1年中サーフィンが楽しめるエリアでは、耳トラブルのリスクも増えていきます。
その中でも注意したいのが、サーフィン特有の耳の病気「サーファーズイヤー」。これを防ぐために欠かせないのが「耳栓」です。
この記事では、サーフィン用耳栓の必要性、種類、選び方、使い方などを、初心者にもわかりやすく解説します。
目次
サーフィン用の耳栓とは?
水・風・寒さから耳を守る専用アイテム
耳栓(Ear Plug)は、耳の中に水や風が入るのを防ぐための道具。サーフィン用は防水性・フィット感に優れており、水中でも抜けにくい構造になっています。
一般的な耳栓とは異なり、サーフィン中の会話や周囲の音が聞こえるように工夫された製品も多く、安全性にも配慮されています。
初心者にも必要? → Yes!
耳栓=上級者の道具と思われがちですが、実は初心者こそ早めの使用が重要です。
なぜなら、耳の中が水に繰り返しさらされることで起きるトラブルは、気づかないうちに進行していくからです。
サーファーズイヤーとは?
耳の骨が異常に成長してしまう症状
サーファーズイヤー(外耳道外骨腫)とは、冷たい海水や風に長時間さらされることで、耳の中の骨が徐々に成長して外耳道をふさいでしまう症状です。
こんな症状が出たら要注意
- ● 耳が聞こえにくい
- ● 水が抜けづらい
- ● 耳が詰まった感じがする
最悪の場合、手術が必要になることもあるため、予防として耳栓を使うのがもっとも効果的とされています。
サーフィン用耳栓の種類
① 通気タイプ(音が聞こえる)
周囲の音や会話が聞こえるように設計されたタイプ。安全面や使い心地を重視する初心者におすすめです。
② 完全防水タイプ(音を遮断)
水・風を完全に遮断し、耳をしっかりガード。音が聞こえにくい点に注意が必要ですが、冷水やハードコンディション時に安心です。
③ カスタムタイプ
耳型に合わせて作るオーダーメイドタイプ。フィット感・防水性・快適性ともに最上級ですが、価格は高め。
耳栓の選び方(初心者向け)
- ✔ やわらかくて耳にフィットしやすい素材
- ✔ 音が聞こえる「通気タイプ」がおすすめ
- ✔ 落下防止コード付きだと安心
- ✔ 繰り返し使えてお手入れが簡単なもの
湘南のように水温が比較的高めなエリアでは、完全防水よりも音が聞こえる軽量タイプの耳栓が人気です。
耳栓の装着方法と注意点
① 軽く押し込むだけでOK
無理に奥まで入れると、逆に耳を傷つけてしまうことも。軽く差し込んで、ピタッとフィットすれば十分です。
② 紛失防止コードやケースを活用
海の中で落とすリスクがあるので、首にかけられるコード付きや、携帯用ケースがあると便利。
③ 使用後は洗って乾燥
使用後は水で軽く洗ってしっかり乾燥させましょう。カビや臭い防止にもなります。
人気のサーフィン用耳栓ブランド
- SurfEars(サーフイヤーズ):音が聞こえるタイプで人気No.1
- CREATURES(クリーチャーズ):コード付きでコスパ良し
- PUTTY BUDDIES:やわらかくて耳が痛くなりにくい
Amazonやサーフショップで手軽に購入できます。
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まとめ:耳栓で快適&安全なサーフィンを!
サーフィン用耳栓は、耳の健康を守るためのとても大切なアイテム。サーファーズイヤーは気づかないうちに進行するので、初心者のうちから習慣づけるのが理想です。
湘南のように一年中波がある場所でサーフィンを楽しむ人こそ、ぜひ早めに耳栓を導入して、快適で安全なサーフィンライフを送りましょう!