EPS(エポキシ)ボードとは?初心者におすすめの理由とPUとの違い

サーフボードを選んでいるとよく出てくる「EPSボード」「エポキシボード」という言葉。なんとなく軽くて浮力があるイメージはあるけど、「そもそも何が違うの?」「初心者に向いてるの?」と疑問に思う方も多いはず。

この記事では、サーフィン初心者に向けて、EPS(エポキシ)ボードとは何か? という基本から、特徴やPU(ポリウレタン)ボードとの違い、湘南でのおすすめポイントまでわかりやすく解説していきます。

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EPS(エポキシ)ボードとは?

発泡スチロールを芯材に使った軽量サーフボード

EPS(Expanded Polystyrene)ボードは、芯材に発泡スチロール素材を使い、外側をエポキシ樹脂でコーティングして作られたサーフボードです。近年、技術の進化とともに人気が高まっており、多くのブランドがEPSモデルを展開しています。

「EPS=素材」「エポキシ=樹脂」の組み合わせ

「EPSボード」と「エポキシボード」は同じ意味として使われることが多いですが、正確には、EPSフォーム+エポキシ樹脂で構成されたボードのことを指します。

EPSボードの特徴

✅ とにかく軽い!取り回しがラク

EPSはPU(ポリウレタン)に比べて非常に軽量。持ち運びがしやすく、テイクオフの動作もスムーズになります。

✅ 高い浮力で波に乗りやすい

EPSは構造的に空気を多く含んでおり、同じサイズでもPUより浮力が大きいのが特徴。初心者でも波に乗りやすく、パドリングも安定します。

✅ 耐久性が高い

エポキシ樹脂は割れにくく、強度が高いため傷がつきにくいのも嬉しいポイント。初心者がうっかりぶつけても安心です。

EPSボードのデメリット

❌ 軽すぎて風に流されやすい

軽量である反面、オンショア(海から陸に向かう風)などで影響を受けやすく、ボードが不安定になることもあります。

❌ フレックス(しなり)が少なめ

PUに比べてしなりが少なく、波に対して硬い感覚があるため、細かなレールワークやターンの練習にはやや不向きな面も。

PUボードとの違いを比較

項目 EPS(エポキシ) PU(ポリウレタン)
重量 軽い 重め
浮力 高い やや低め
耐久性 高い やや割れやすい
しなり(フレックス) 少なめ 柔らかくしなる
価格 やや高め やや安め

初心者にはEPSがおすすめですが、サーフィンに慣れてきたらPUのしなりや重みが心地よく感じる場合もあります。

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EPSボードは初心者に最適!その理由

浮力がある=テイクオフが早い

波をキャッチする力が強いため、テイクオフの成功率が格段にアップ。早く波に立てるようになるので、サーフィンがどんどん楽しくなります。

取り回しやすくて安心

軽いのでパドリングドルフィンスルー・持ち運びも楽々。体力に自信のない人にもおすすめです。

耐久性があるから初心者でも安心

岩や他のボードにぶつけても割れにくく、メンテナンスの手間も少なめ。初心者でも長く使えます。

湘南のサーフィンにEPSは相性抜群

湘南エリアの波は、基本的にパワーが弱く、ショルダーも短め。そのため、浮力があってスピードの出やすいEPSボードがとても相性が良いです。

特にオンショアが吹く午後でも、EPSの軽さを活かして小波をキャッチしやすくなります。

まとめ:EPS(エポキシ)ボードは初心者の強い味方!

EPS(エポキシ)ボードは、軽くて浮力があり、扱いやすくて丈夫という、初心者にぴったりの特徴が詰まったサーフボードです。

湘南の波とも相性が良く、テイクオフも楽にできるので、これからサーフィンを始めるなら、まずはEPSボードを検討してみるのがおすすめ!

あなたにぴったりの1本を選んで、楽しいサーフィンライフをスタートさせましょう!

この記事を書いた人
湘南サーフ編集部
2025年に湘南移住し、サーフィンに取り憑かれた編集長(ド素人)が、サーフィンや海・波の勉強をしながら初心者やこれからサーフィンを始めたい方向けに情報を発信中!一緒に成長していきましょう!